ホーム(トップに戻る)/home ラジオ「キディ・ガーランド」GTO喫茶室「タッチ&ゴー!」
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2010.2.24
GTO喫茶室「タッチ&ゴー!」ラストの横浜店リポート!

2009年12月5日の仙台を皮切りとして、日本各地11カ所のアニメイトさんで開催されることになった、『キディ・ガーランド』GTO喫茶室「タッチ&ゴー!」出張デリバリー。アスクール役の内田彩さん、ク・フィーユ役の合田彩さん、ミ・ヌゥルーズ役の白石稔さんが「デリバリーサービス店員」として皆さんをお出迎えしたイベントも、2010年1月30日のアニメイト横浜店で最後を迎えることになりました! 以下に、その時のもようをお伝えいたします。

イベントには、地元の横浜の方だけではなく、遠方からの参加者や、別の会場にも着てくれたリピーターの方もいらしていました。
短い時間の中、内田さん、合田さん、白石さんはお客さんと握手しつつ、色々なお話をされました。


劇中でアスクールがタマをだっこしているシーンを見てタマが欲しくなったという内田さんは、ディア役の高橋夢波さんにプレゼントするタマを自作。さらにアスクール仕様ジェネテックビースト「ポチ」まで作って持ち込んでいました(名前は「ぽきゅーんちゃん」の略とのこと)。

内田さんは、今回は「あっち向いてホイ」「腕相撲」などは自粛しましたが(笑)、お客さんと「ぽきゅ〜ん☆」のハイタッチ!





握手の合間、合田さんはお客さんに芸を見せようと、用意してあったおしぼりでなぜか「ひよこ」を作成。







お客さんからは、お花や地方のお土産など、さまざまな差し入れをいただきました。さらに合田さんには、アニメ劇中に出てきた「さくらちゃんステッキ」まで!


中には自己主張の激しいお客さんもいらっしゃいました。思わず白石さんが突っ伏してしまうようなお客さんも……。



最後の締めくくりとして、アニメイト横浜店の方から花束の贈呈が。こうしてイベントは終了、お疲れ様でした!

またイベント終了直後、お三方のコメントをいただきました!

――最後の「出張デリバリー」が終わっての感想をお願いします。

内田 もう少しして、落ち着いたらすがすがしい気持ちになれると思うんですが、今はファンの皆さんへの最後のコメントでちゃんとした言葉が出せず、うまく締められなかったことが残念でなりません(苦笑)。ですが、別の会場にも来てくれたのに、今日が最後だからとまた来て下さったファンの方もいて、皆さんに元気をもらいました!
合田 期間的には長くやらせていただいたはずなんですが、終わったらあっという間という感じでビックリしました! 楽しかったです。
白石 じつはあまり実感が無くて(笑) 週末ごとに長くやってきたイベントなので「また来週にもあるんじゃないかな?」という気がしてしまいます。多分来週になったら「ああ、本当に終わったんだな」と実感するんじゃないでしょうか。

――日本各地の会場をまわるイベントはいかがでしたか?

内田 イベント自体が初めてだったため最初はとても緊張して、ろくにお客さんと話もできず一杯一杯でした。やがてイベントを続けるうちにだんだん私も慣れてきて、お客さんと腕相撲したり、しりとりしたり、あっち向いてホイしたりする余裕も出てきました(笑)。アスクールの口癖にあわせて「ぽきゅ〜ん☆」と挨拶したら皆さんも返してくれるようになるなど交流も深まり、自分自身も馴染んできてイベントが楽しめるようになりました。アスクールに引っ張ってもらって、私も元気にしゃべることができるようになった感じですね。キャラクターと私と皆さんとでひとつになれた、とても素敵な機会だったと思います。
 それに、直接皆さんから感想や励ましの言葉を聞かせていただけたのが凄く励みになりました。レコーディングやアフレコがうまくいかず悩んだり落ち込んだりしたときも、毎週末イベントがある度に元気をもらえて、自分の支えになってくれたイベントでした。
合田 私のデビュー作になるアニメで、こうやってイベントで各地をまわらせていただけると思っていませんでした。そのため何もかも初めてで、握手会といっても何をしたらいいのかわからず緊張し、最初はお客様の方に会話を振っていただくような状態でした。けれども最後には自分からお客さんに話を振れるようになったし、心からイベントを楽しむことができるようにもなりました。自分が成長できるイベントになったと思いました。
白石 こんなに長い期間、多くの場所でイベントをすることが初めてだったのですが、大勢の方に支えられていることを実感し、素晴らしい経験をさせて頂きました。
 また今回は色々な地方に行かせていただきましたが、自分自身田舎の人間なので、地方の人が地元でイベントを開催してくれることを待ち望んでいたという気持ちがわかりますし、実際にそのようなお客さんの気持ちが伝わってきて、嬉しかったです。地方で『キディ』という作品を応援してくれる人たちに、このイベントを通してちょっとでも恩返しできていたら嬉しい限りです。

――今までの中で、特に印象に残った会場はどこですか?

内田 最初の会場の仙台ですね。とにかく最初のため凄く緊張してしまって、さらに嬉し泣きしてしまいました。今考えると私自身すごく硬くなっていたなと思うのですが、凄く新鮮でしたし、思い出深いです。
合田 名古屋でイベントをやったとき、ちょうど私の誕生日が近かったんです。そこでアニメイト名古屋店さんにサプライズ企画を用意していただいたんですよ。事前に配られていたクラッカーをお客さんが鳴らしてくれたり、ケーキを出していただいたりと、誕生日のお祝いをしてもらってビックリしました。そのため凄く印象に残っています。
白石 僕は、自分の地元である松山と広島でイベントをやらせていただけたのが凄くありがたかったです。自分が子供の頃グッズを買っていたお店でイベントができたのは、皆さんの応援のお陰だと思います。多少は地元に恩返しが出来たのではと思います。

――ずっとコスプレしてイベントに参加された感想はいかがですか?

内田 楽しかったです!(笑) 衣装はもっとずっと着ていたいくらいで、今日で着られなくなっちゃうのかなと思うと寂しいですね。喫茶室の制服だけではなく、途中から受付嬢の衣装も作っていただいたんですが、私はお客さんと話しているときによく体を動かすので、帽子がずれないようピンで留めるなど色々工夫しました(笑)。あと、何回も来て下さるお客さんもいるので、会場ごとに少しでも変化をつけて皆さんに楽しんでいただければと、髪型も少しずつ変えるようにしました。ただ大幅に変えると「どっちが内田でどっちが合田だ?」と思われるんじゃないかという不安があったので、基本は髪を下ろすようにしていましたが(笑)。
 また私は元々コスプレが大好きだったので、どうしたら制服が綺麗に見えるか、ごーでぃ(合田さん)と研究していました(笑)。個人的なこだわりもあって、私はウエイトレス服に合うカチューシャを付けたり、スカートのボリュームが出るようにパニエをはいたり、実はスカートの下は、かぼちゃパンツをはいていました(笑)
合田 私も学生時代、友達といっしょにコスプレしていたことがあります(笑)。ク・フィーユは、アニメのさくらちゃんが好きという話がありましたが、私も『ツバサ』のさくらちゃんのコスプレをしたことがありました(笑)。他には憧れのザフトの赤服を着て、ルナマリアのコスプレもやってましたね(笑)。
 そんな感じで私もコスプレ好きなので、今回『キディ』の衣装を着られるのが嬉しかったですね。自分でコスプレしていたとき手作りしたしょぼい衣装と違って、ちゃんと採寸して作ってもらったので着やすくて動きやすいですし、その上原作を完璧に再現したかわいい衣装ですから。こういう服って女の子は、人生で一度は着てみたいと思うはずなんですよ(笑)。ただ私は髪も短くてク・フィーユとイメージが全然違うので、キャラクターとのギャップが出るんじゃないかと心配でしたが、「似合ってます」などと優しい言葉をかけていただけたので嬉しかったです(笑)。
 また受付嬢の衣装のほうですが、私は帽子が似合わないので困りましたね。私は帽子を全然かぶったことがなくて、帽子の似合ううっちー(内田さん)に「ごーでぃは帽子のかぶり方を研究していないからだよ」と言われたので、「すいません! これを機会に研究します!」というところです(笑)。
白石 これだけイベントを続けさせていただいて、その間ミ・ヌルゥーズの衣装を着続けたことによって、ストッキングをはくスピードが異常に速くなりました(笑)。あと、初期のイベントではメイクもしていたんですが、そうしたら「白石稔です」と言ってもファンの方に信じてもらえず若干疑問のまなざしで見られたんです(笑)。そのため途中からメイクせず衣装だけ着る形にしたんですが、メイクとか衣装とか、女性の大変さというものがわかりましたね(笑)。ずっとスカートをはいていたため、今後舞台とかでタイトスカートをはくような役があったとしてもうまく動けるようになったのではと思います(笑)。
 今回、かつらもつけて、キャラクターとしてイベントをやらせていただいたため、この経験を生かして声優としての芝居にもより深みが出せたらと思っています。

――最後に、アニメが佳境の話になっているので、アニメをご覧になっているかたがたへのコメントをお願いします。

内田 終盤にさしかかるにつれて「あのキャラが実は……」というように、色々なキャラクターの秘密が出てきます。この作品は世界観など難しい点も多いですが、前作『キディ・グレイド』と今作『キディ・ガーランド』の関係など色々と照らし合わせたり、想像しながら見ると、より楽しんでいただけるのではないでしょうか。
合田 ここ最近は衝撃の展開が続いているため、『ガーランド』を最初から見ている方は「まさかこんな展開になるとは!」と思っているかもしれないですね。キャラクターの関係の変化なども出てきて、私自身役作りが難しくなっていて苦労していますが、最後まで見ていただければ、こんなことやあんなことがあるので期待して下さい(笑)。
白石 戦いが進むにつれてミ・ヌルゥーズの出番は減りつつありますが(笑)、ミ・ヌルゥーズはみんなの日常生活の土台だと思っていますので、戦いが終わればミ・ヌルゥーズもまた出てくると思います(笑)。ミ・ヌルゥーズの出番がないときは、僕はティフォン役できっとしゃべっているでしょう(笑)。
 今後はアスクール、ク・フィーユたちは、多くの困難にぶつかることになるのですが、ミ・ヌルゥーズの出番がなくても、ミ・ヌルゥーズのような気持ちで2人を見守って下さればと思います。

インタビュアー:桝谷 直俊



GTO喫茶室「タッチ&ゴー!」出張デリバリーinアニメイト横浜 ギャラリー